「湘南の宝石」とも呼ばれる江ノ島は、都心から日帰りで楽しめる絶景とグルメの宝庫です。この記事では、私が実際に江ノ島を歩いて体験した感動を徹底レポートします。島の奥にある稚児ヶ淵や江の島岩屋といった自然の神秘、そしてシンボルのシーキャンドルからのパノラマを紹介。さらに、海花亭の海鮮丼や老舗紀の國屋の団子など、必食グルメも詳しく解説。アクセス方法から効率的なルートまで網羅しているので、江ノ島観光の参考にしてください。
江ノ島観光の基本情報とアクセス
江ノ島へは主に3つの路線からアクセスできます。
🚈 最寄りの3駅を徹底比較!
江ノ島へは、小田急線、江ノ島電鉄(江ノ電)、湘南モノレールの3つの駅が利用可能です。
| 路線名 | 最寄駅 | 徒歩時間(江ノ島入口まで) |
| 小田急線 | 片瀬江ノ島駅 | 約10分 |
| 江ノ島電鉄 | 江ノ島駅 | 約15分 |
| 湘南モノレール | 湘南江の島駅 | 約15分 |
【おすすめ】 初めて江ノ島に来る方や東京方面から直行する場合は、小田急線の片瀬江ノ島駅が最も便利で、駅から江ノ島大橋(弁天橋)へ最短でアクセスできます。
🅿️ 車でのアクセスと駐車場の注意点
車で江ノ島へアクセスする場合、島内(江ノ島大橋を渡った先)にも江の島なぎさ駐車場や湘南港臨港道路附属駐車場といった大規模な駐車場があります。また、江ノ電の江ノ島駅周辺にも、コインパーキングなどの駐車場が点在しています。
車移動は荷物が多い場合や、周辺観光地を自由に巡りたい場合に便利です。
ただし、特に土日祝日や夏季シーズンは、これらの駐車場が早朝から満車になる可能性が高く、周辺道路が大変混雑し大渋滞が発生することが予想されます。駐車場探しに時間を取られ、貴重な観光時間が削られるリスクがあるため、混雑が予想される日は公共交通機関の利用もベターな選択肢として検討してみてください。
⏱️ 今回巡った「絶景&グルメ」モデルコースの目安時間
今回、私が巡った「稚児ヶ淵」「江の島岩屋」など島の奥地を含む絶景スポットと、名物グルメを堪能するルートの所要時間は、食事や休憩を含めておよそ4時間〜5時間を目安としてください。
島の奥(岩屋・稚児ヶ淵)は階段の上り下りや岩場を歩くため、時間の余裕を持ったスケジュールを組むと安心です。

⛩️ 江ノ島信仰の中心!江島神社でパワーチャージ
江ノ島は、日本三大弁財天の一つを祀る江島神社を中心とした信仰の島でもあります。島全体がパワースポットと言われる中でも、特に巡っておきたい三つの宮をご紹介します。
三つの宮を巡る!江島神社の基本
江島神社は、島の入口から奥地にかけて点在する三つの社で構成されています。それぞれ、宗像三女神(むなかたさんにょしん)を祀っています。
- 辺津宮(へつのみや):
- 場所: 島の入口に最も近く、エスカーや階段を上った最初にたどり着く社です。
- 特徴: 観光客が最も多く訪れる中心的な場所で、鮮やかな朱塗りの社殿が目を引きます。
- 中津宮(なかつのみや):
- 場所: 辺津宮からさらに上った場所に位置します。
- 特徴: 華やかな色彩で装飾された社殿が特徴です。
- 奥津宮(おくつのみや):
- 場所: 島の最奥部、稚児ヶ淵や岩屋への階段を下りる手前に位置します。
- 特徴: 辺津宮や中津宮と比べて素朴な造りで、古くからの島の歴史と静けさを感じられる場所です。
【ポイント】 江ノ島全体を巡ることは、この三つの宮を順番に巡拝することでもあります。それぞれ違った雰囲気を持つ神社を巡り、開運や縁結びのご利益をいただいてみてはいかがでしょうか。

🌊 【絶景の核心】島の最奥部にあるパワースポット徹底紹介
江ノ島観光の醍醐味は、島の最奥部まで足を延ばして出会える大自然の絶景です。今回、私が最も感動したエリアを、特別ルートの情報と合わせてご紹介します。
稚児ヶ淵:隆起でできたダイナミックな岩場と美しい夕日
島の頂上から長い階段を下りた先に広がるのが、稚児ヶ淵です。ここは波の浸食と隆起現象によってできた岩場が特徴の海岸線です。
【私の訪問レポート】
階段を下りると、目の前に相模湾の雄大さが広がり、潮風と波の音に包まれて非常に開放的でした。岩場に座って海を眺めていると、日頃の喧騒を忘れる静けさです。私が訪れた時間帯は夕方に近く、運が良ければ遠くに富士山のシルエットを望めます。特に夕暮れ時は、海面が美しく染まる絶景ポイントです。
- ポイント: ここは夕日の絶景スポットとして有名なので、時間があれば夕暮れ時に合わせて訪れることをおすすめします。

江の島岩屋:弘法大師ゆかりの神秘的な海蝕洞窟
稚児ヶ淵に隣接しているのが、江ノ島信仰発祥の地とされる海蝕洞窟、江の島岩屋です。
【私の訪問レポート】
洞窟の入り、中間地点でろうそくを受け取り、火を灯して中へ進みます。洞窟の中はひんやりとしていて、ろうそくの光だけが頼りの暗闇を進むのは、まるで探検をしているようでワクワクしました。自然が作り出した神秘的な空間と、歴史・信仰の深さを感じられました。


🚶♀️ 【裏道ルートの紹介】海岸スポットを巡る穴場ルート
通常の参道を避け、私が今回利用した海沿いのアップダウンのあるルートもおすすめです。
【私の訪問レポート】
このルートは、みどりばし付近から海沿いを歩き、島の奥地へと向かう経路で、メインの参道と比べて人通りが少なく、より静かに景色を楽しめました。

【アクセス情報】頂上から岩屋・稚児ヶ淵へ向かうには?
江ノ島のメイン観光ルート(江島神社・シーキャンドル)を通り頂上まで来た後、奥の院(奥津宮)付近から岩屋・稚児ヶ淵へは階段を使って降ります。
- この階段は長く傾斜も急なため、上り下りには体力が必要です。
- 頂上から岩屋までは、徒歩で約15〜20分程度かかります。
- 体力に自信がない方は、島の入口付近(弁天橋たもと)と最奥部の稚児ヶ淵を結ぶ渡船「べんてん丸」の利用も検討できます。この船を利用すれば、島の大部分の坂道や階段を上り下りする労力を大幅にカットでき、楽に奥地へアクセス可能です。ただし、天候や波の状況により運休となる場合があります。
🗼 江ノ島観光のシンボル!頂上からのパノラマビュー
島の奥地で自然の神秘を味わったら、次は島の頂上へ。江ノ島のシンボルである「江の島シーキャンドル」から、壮大なパノラマを楽しみましょう。
江の島シーキャンドル:360度の大パノラマ!富士山も見える展望台
江の島シーキャンドル(展望灯台)は、島全体を見下ろす最高のビュースポットです。
【私の訪問レポート】
展望台からは、湘南の海岸線、広大な相模湾、そして天気が良ければ美しい富士山まで、360度の雄大なパノラマを一望できます。自分が歩いてきた道のりを上から見下ろすのは感慨深く、昼夜問わず訪れる価値のある絶景です。
【観光Tips】エスカー利用で体力温存!
島の入口から頂上までは急な階段や坂道が続きますが、有料のエスカレーター**「江の島エスカー」**を利用すれば、体力を温存しながら主要スポットへスムーズに移動できます。
| 情報 | 詳細 |
| 料金 | 大人 360円(全区間) ※シーキャンドルや苑の入場券とのセット券もあります。 |
| 区間 | 3区(乗り換えあり) |
| 営業時間 | 9:00~19:00(時期により変動あり) |
【グルメ】実食レポート!老舗の味と海鮮丼
絶景スポット巡りで体力を使ったら、いよいよ江ノ島グルメを堪能する時間です。私が実際に訪れた、島の魅力が詰まった必食グルメをご紹介します。
海花亭:稚児ヶ淵の帰りに立ち寄りたい!新鮮な海鮮丼を実食
稚児ヶ淵や岩屋の観光後、海の幸を求めて辿り着いた海花亭。絶景スポットからのアクセスが良く、屋外で海を眺めながら食事ができるのが最高のロケーションです。
【私の実食レポート】
ここでいただいた海鮮丼は、鮮度が抜群で、特に地元のしらすの風味と甘みが絶品でした。また、スタッフの方がとても親切で、気持ち良く食事を楽しむことができました。漁港に近い江ノ島ならではの、質の高い海の幸を堪能できる一軒です。

紀の國屋本店:老舗の味!歩き疲れた体に染みる絶品団子
創業100年以上の歴史を持つ老舗、紀の國屋本店。名物の「女夫饅頭」の他に、素朴で温かい甘味が楽しめます。
【私の実食レポート】
私がいただいた団子は、つきたてのようなもちもちとした食感で、甘さが控えめ。歩き疲れた体に優しく染み渡るような、心温まる味わいでした。休憩やお土産にもぴったりの一品です。

あさひ本店 江の島頂上店:名物「丸焼きたこせんべい」のインパクトと行列情報
江ノ島グルメの代名詞といえば、あさひ本店の丸焼きたこせんべいです。
【私の実食レポート】
注文後に鉄板でプレスして焼き上げるせんべいは、その顔ほどの大きさと、タコのうま味が凝縮された濃厚な味わいが衝撃的でした。パリッとした食感と香ばしさは、行列に並んででも食べる価値のある、江ノ島必食グルメです。
- ポイント: 頂上店以外にも参道に店舗がありますので、観光ルートに合わせて寄ってみてください。
江ノ島観光まとめ
今回ご紹介したように、江ノ島は島の奥にある稚児ヶ淵や江の島岩屋といった雄大な絶景、そして老舗の団子や新鮮な海鮮グルメまで、魅力が尽きません。
絶景、パワースポット、グルメを巡る充実したコンテンツが揃っており、時間をかけてゆっくり観光すれば、丸一日を費やして楽しめるスポットとなっています。
メインストリートから少し外れた裏道や、渡船「べんてん丸」の利用など、工夫次第で混雑を避けながら効率的に島の奥地まで巡れるのが江ノ島観光の楽しさです。この記事で紹介したスポットとグルメを参考に、ぜひあなただけの最高の江ノ島旅を実現してください。


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